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京都着物レンタル夢館 五条店

京都で着物・浴衣レンタル/ロケーション撮影/団体OK


2023年12月27日

2023年12月27日

投稿者:佐藤よしみ

大河ドラマ『光る君へ』着物レンタルで紫式部と源氏物語ゆかりの地を巡る

夢館 着物レンタル 光る君へ 紫式部 源氏物語 上賀茂神社

2024年1月から放送の大河ドラマ『光る君へ』で、いま京都では『紫式部』と『源氏物語が』注目されています。大河ドラマでは平安時代の京都を舞台に、『源氏物語』の作者である紫式部の人生を描くそうです。

紫式部を演じるのは女優の吉高由里子さん。紫式部の夫役には京都出身の俳優、佐々木蔵之介さん。そして史実でも紫式部と近い関係があったといわれている藤原道長役には柄本佑さん、道長の父役には京都出身の段田安則さんもキャスティングされていて、2024年の京都『紫式部』と『源氏物語』で盛り上がりそうです。

このブログでは、そんな話題の『紫式部』と『源氏物語』ゆかりの観光スポットを取り上げてみたいと思います。

2024年は夢館の着物をレンタルして、平安気分でいにしえの京都を散策してみませんか?

上賀茂神社(境内摂社 片山御子神社)

紫式部も参拝した縁結びのご利益のある片山御子神社

上賀茂神社は京都で最も歴史ある神社の一つで、世界文化遺産にも登録されている由緒ある神社です。

この神社の境内に「片山御子神社(かたやまみこじんじゃ)」という摂社があります。通称「片岡社」と言われます。ご祭神は賀茂玉依姫命(かもたまよりひめのみこと)という女性のご祭神ですが、平安の昔から縁結びのご利益で知られるお社です。

この摂社が紫式部との関係があることで知られています。紫式部が上賀茂神社を訪れた際に、このお社にも参拝したとのこと。紫式部ゆかりのお社です。

紫式部がこの片岡社に参拝したときの季節は初夏の時期だと思われ、その青々とした境内の杜(もり)の様子を和歌にして詠んでいます。

ほととぎす 声まつほどは片岡の もりのしずくに立ちやぬれまし

(通釈:ほととぎす(将来の結婚相手)を待っている間は、片岡社の杜の梢の下に立って初夏の朝露に濡れて待っていましょう。)

この片岡社には、若き日の紫式部が訪れたと考えられています。ご祭神の縁結びの神様に、若き紫式部本人も縁結びを祈願したのでしょうか?

今から約1000年前、紫式部は『源氏物語』という長編小説を書きましたが、その内容は『光源氏』という見目麗しい貴公子が、宮中で華やかな恋愛模様を繰り広げるストーリー。

ご祭神のご利益が縁結びであることと、源氏物語の恋愛ラブストーリーの華やかさにもあやかって、片岡社の前には、恋愛成就祈願を記したハートの絵馬がたくさん奉納されています!絵馬には美しい十二単をまとった平安女性像が描かれていて、美しく可愛らしくも、凛とした姿が印象的な絵馬です。

また、初夏の5月15日に開催される『葵祭』は正式名称は『賀茂祭』といい、上賀茂神社と下鴨神社両社のお祭りでして、ゴールデンウイーク期間中に葵祭に先立ち、『斎王代以下女人列御禊の儀』という儀式が執り行われます。その行列や儀式はまるで平安絵巻のよう!荘厳でため息が出るほどの美しさです。

源氏物語の中にも「葵」の巻第二段の新斎院御禊の見物の項に、この御禊の行列を見ようとした六条御息所(ろくじょうのみやすどころ)と葵の上(あおいのうえ)が車争いをする場面の描写がでてきますが、それほど古い歴史を持った儀式なのです。

下記の写真は2023年のものです。また、御禊の儀ですがこの行事は上賀茂神社と下鴨神社と隔年で執り行われますので、2024年は上賀茂神社では開催されない予定です。詳細は随時チェックされてご注意ください。

神社参拝などの京都観光散策におすすめ!着物レンタルスタンダードプラン

神社などへ参拝するときの着物レンタルのおススメプランは、古式ゆかしい古典柄などが選べる、着物レンタルスタンダードプランなどいかがでしょうか?

 源氏物語第25帖「蛍」の薬玉(くすだま)の描写から『花くす玉』柄のお着物はいかがですか?

「薬玉」とは、香料を入れた錦の袋に菖蒲やよもぎ、造花を飾り付け、五色の糸で括った飾り物のこと。中国の風習をまねて、5月5日の端午の節句に邪気を払い長寿を願う意味を込めて薬玉を送りあいました。

源氏物語の第25帖「蛍」の文章に「薬玉など、えならぬさまにて、所々より多かり」と記されていますが、光源氏の養女の玉鬘(たまかずら)に美しい薬玉がたくさんあちらこちらから届けられる様子を描いています。「薬玉」そこから「花くす玉」の柄へとイメージを膨らませてみました。

源氏物語第32帖「梅枝(うめがえ)」から『梅が枝』柄のお着物はいかがですか?

源氏物語第32帖「梅枝」では、梅の描写がたくさん出てきます。光源氏の元に文が梅が枝に括りつけて送られてきたり、薫物合せといってお香の優劣を競う描写では紫の上が調合した「梅花」というお香がでてきたり、また薫物合せの後の饗宴では、弁の少将が「梅が枝」という歌を歌いだす場面があります。

源氏物語ではこの帖以外でも、梅の花の描写が多く、平安の昔から梅が愛でられていたことがわかります。

古典柄に由来した着物で参拝すれば、いにしえの雰囲気に寄り添った素敵な体験となることでしょう!ぜひ、夢館の着物レンタルスタンダードプランで、お好きな柄を探してみてください。

夢館から上賀茂神社へのアクセス

夢館から徒歩5分→京都市営地下鉄烏丸線五条駅「国際会館」行き→北大路駅下車→市営バス乗り換え

地下鉄北大路駅より、京都市営バス37系統西賀茂車庫行き→「上賀茂御園橋」下車→徒歩5分、または京都市営バス北3系統京産大行き→「御薗口町」下車→徒歩3分

廬山寺(ろざんじ)

紫式部の邸宅跡で知られるお寺です

廬山寺のある場所は、京都御苑の東側、寺町通沿いにあります。

この廬山寺の場所は考古学者角田文衛氏によって、紫式部の邸宅跡に推定されていて、紫式部はこの場所で育ち、結婚して子供を産み、源氏物語の他、紫式部日記や紫式部集も執筆していたと考えられていて、59歳ほどでなくなったと言われています。

また、源氏物語の第3帖『空蝉』の巻にでてくる「中川のわたり」という場所や、第11帖『花散里』の巻にある「中川のほど」という場所はこの辺りのことだと考えられています。

また、『空蝉』の巻に登場する空蝉という女性は、住まいや境遇が紫式部に似ていることもあり、紫式部が自信をモデルにしたのではないか?と考察する見方もあり、史実の紫式部の人生と重ね合わせ、大河ドラマ『光る君へ』を見ながら、物語も読んでみるのも面白いかもしれません。

現在はこの邸宅跡は、廬山寺として平安時代に起源をもつ由緒ある天台宗のお寺になっています。源氏物語執筆地にちなんで、白砂に州浜形の苔と桔梗を配して源氏物語の世界を表した美しい庭園「源氏庭」があります。

四季折々に美しい「源氏庭」は必見の価値ありです。春は桜、夏には桔梗が咲き、秋には紅葉が美しく、冬の雪の日も雪景色の映えるお庭です。

拝観入り口前に、紫式部の和歌と紫式部の娘の大弐三位(だいにのさんみ)の和歌を記した歌碑があります。

紫式部  : めぐりあひて みしやそれともわからずに 雲がくれにし 夜半の月影
 (通釈:思いがけず出会って見たか見ないかのうちに雲の中に隠れてしまった夜半の月のようにあなたはもうお帰りになられましたのね)

大弐三位 : 有馬山 ゐなの笹原風吹けば いでそよ人を忘れやはする
 (通釈:有馬山に近くの猪名(ゐな)にある笹原に生える笹の葉がそよそよと音をたてる。そうよ、まったく、どうしてあなたのことをわすれたりするものですか)





お寺などの落ち着いた雰囲気の観光散策におすすめ~大人着物レンタルプラン

お寺など静かで大人びた雰囲気の観光散策におすすめなのが、大人着物レンタルプランです。

紫式部の歌碑の歌から連想して『あずきいろ雲取りしぼり』のお着物を選んでみました

歌碑にある紫式部の歌の「雲隠れにし夜半の月影」からイメージして、大人着物レンタルプランのお着物のなかから、雲取り柄のお着物を選んでみました。落ち着いた色柄がお寺散策の雰囲気にぴったりかなと思います。

紫式部の名前と「源氏庭」の桔梗の色から、紫色を連想して『淡紫ぼかし』のお着物を選んでみました。

廬山寺の「源氏庭」は桔梗が美しく映えるお庭で有名です。その桔梗の紫色と、紫式部の名前の紫から、紫色を連想して、イメージを膨らませて『淡紫ぼかし』の大人着物を選んでみました。こちらのお着物の、しっとりと落ち着いた雰囲気と色味の明るい感じが、大人の雰囲気の京都散策に安心してお出かけできる色柄かなと思います。

大人着物レンタルプランの色柄はとっても落ち着いた雰囲気で、古い寺社仏閣などの京都観光には一押しのププランです。ぜひ、大人着物レンタルプランで京都の町をあるいてみませんか。

廬山寺の情報

源氏庭の拝観について(通常時)

時 間:午前9時~午後4時まで
拝観休み:1月1日・2月1日~2月9日
料 金:大人500円 小中学生400円
<※団体(30名以上)400円><障害者手帳をお持ちの方 400円

夢館から蘆山寺へのアクセス

夢館から徒歩8分→京都市バス停「河原町五条」4系統または17系統または205系統乗車→「府立医大病院前」下車→徒歩7分

京都御所

京都御所とは?

京都御所は明治維新まで天皇のお住まい(古くは内裏(だいり)という)であり、平安京が京都に移ってきた794年が始まりです。桓武天皇が京都に都を移された際の御所(内裏)の場所は現在の京都御所の場よりも西、現在の千本丸太町の交差点にほど近いところにありました。今は石碑が残るのみで、当時の面影は残っていません。

平安の中ごろから内裏は火災で幾度か焼け落ち、建て替えがままならず、貴族の屋敷を借りて転々と移動する里内裏(さとだいり)の時期が続きました。ようやく1331年(元弘元年)に、光厳天皇が現在の京都御所のある土御門東洞院殿(つちみかどひがしのとういんどの)と言われた里内裏で即位されて以降、明治維新までこの場所が天皇のお住まいの御所として使用されました。

現在の京都御所は、江戸時代の安政年間に有職故実という平安時代以来の公家・武家の儀式行事上の方式に忠実に則り、平安時代そのままの紫宸殿や清涼殿、その他御殿が整備され、現在も見ることができます。

源氏物語の世界を体感!

源氏物語では平安時代の内裏が舞台となり、天皇をはじめ后、公家や女房たちが内裏で華やかな儀式や日常生活を行う場面がたくさん描写されています。その様子を少しでも体感できるのが京都御所なんです。

第8帖「花宴(はなのえん)」では、源氏が春鶯囀(しゅんのうでん)を舞うのは紫宸殿(原文では南殿)です。第1段に「如月の二十日あまり、南殿の桜の宴せさせたまふ」とあります。

第1帖「桐壺」に登場する光源氏の父、桐壺帝の日常の場であったのは、清涼殿。この帖では光源氏の母、桐壺更衣が帝に寵愛され夜毎、清涼殿に通う様子が描かれています。

京都御所の参観は現在、申し込み不要で、自由に誰でも参観できます。通年公開していますが、参観休止日は月曜日や年末年始、その他行事のときです。休止日に気をつけて、気軽に京都御所を訪れてみてください。

また、春と秋には、期間限定でそれぞれ5日間の特別公開があり、その際には宮廷文化を再現した展示があり、平安時代の風俗を間近に楽しむことができます。

お庭も四季折々、美しく素敵です。

京都観光に一押し!夢館の着物レンタルスタンダードプラン

やはり観光散策にお手軽ぴったりなのは、着物レンタルスタンダードプラン!一番人気のプランで京都観光でいろいろな場所を訪ねたい方にピッタリです。キュートな色柄からシックな落ち着いた大人柄までそろっていて、着付けに必要なものはすべてそろったフルセットレンタルです。手ぶらでご来店ください!

レンタル当日もたくさん遊んで、翌日も観光スケジュールがいっぱい!という方は、翌日宅配返却も可能です。

ご自分の観光プランに合わせて、夢館の着物レンタルをご利用ください。

夢館から京都御所へのアクセス

夢館から徒歩5分→市営地下鉄烏丸線「五条」駅、国際会館駅行き乗車→「今出川」駅下車→徒歩10分、京都御所参観入り口「清所門」

まとめ

いかがでしたか?大河ドラマ『光る君へ』が楽しみですね!2024年は紫式部と源氏物語で大いに盛り上がりそうな京都です。ぜひ、紫式部と源氏物語の聖地巡礼に、京都観光に、このブログを参考にしていただき、夢館の着物レンタルをご利用いただけたらうれしいです。

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京都着物レンタル夢館五条店

〒600-8103 京都市下京区塩竈町353 豊彩ビル

電話番号:075-354-8515
メール:info@yumeyakata.com
休業日:年末年始(12/31~1/3)
営業時間:10:00 ~ 17:30(最終入店16:00)

160年以上の歴史を持つ呉服屋が運営する着物レンタル店。色数、着物の種類、サイズともに豊富。
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