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京都着物レンタル夢館 五条店

京都で着物・浴衣レンタル/ロケーション撮影/団体OK


2019年1月16日

2019年11月25日

投稿者:editor

風呂敷

うこんの風呂敷をご存知でしょうか?

木綿をうこんで染めて出来た風呂敷で着物を包んでおくと

虫除けになるとかで着物の他にも塗りのお椀や掛け軸なども

包んでいたのを覚えています

今はうこんと聞いてイメージするのはカレーに入れる香辛料とか

お酒酔いの予防にうこんのドリンクを飲むとか、そんな感じですが

うこんの鮮やかな黄色は実家での着物の保管を思い出します

うこんの風呂敷に限らず母や祖母はよく風呂敷を使っていました

紙袋やバッグより重宝するのだそうです

どんな形の物でも包めて、使い終わった後は小さくたたんでしまえるので

いつもバッグにしのばせて置くと便利なのだとか

風呂敷に取っ手を付けてバックにしたり、そのまま額に入れて絵の様に

飾ったり、色や柄も可愛いものや綺麗なものが沢山あって見ている

だけでも楽しいです

昔はどこの家にも必ずあったと言われている「唐草模様」の風呂敷は

私は泥棒さんが荷物を包んで背負っていると考えてしまいます(笑)が

本来はとても縁起が良い柄なのだそうです

お茶のお稽古やお茶席で、茶室に入る時脱いだ羽織やショール等をたたんで

包んでおくのに風呂敷は必需品です

きものと風呂敷の関わりは深い様です