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京都着物レンタル夢館 五条店

京都で着物・浴衣レンタル/ロケーション撮影/団体OK


2018年9月26日

2019年11月18日

投稿者:editor

42 舞妓後遺症

花街ではタクシーの事を「おとも」と言います

お客さんには「お待ちどう様です おともが来ました」と伝えます

辞めてからも、ずっと「おとも」と呼んでいて

「おともどうするの?呼ぶの?拾うの?」とか言っていたら

娘が小学生になって学校で笑われてた事がわかって気を

つける様にしました

髪を切りに行くのもヘアーサロンとか美容院では無く

髪結いさんに行くと言ってしまいます

娘にとってタクシーは「おとも」で美容院は「髪結いさん」でした

暮れの事始めの日、鏡餅を持ってご挨拶に行くと、引退した

元舞妓の同窓会の様な事になりました

その時に、こんも話しをしたら、みんな「ある、ある」と言い出して

各々花街ことばNG集のように、なってしまいました

PTAの自己紹介で「おたの申します」と言ってしまったとか

申し訳ありませんと言うところ、つい「かんにんどっせ」と

言ってしまうとか、家事の失敗談とか、最後には笑うしか

ありませんでした

よく考えてみると、みんな、学校に行っている時から、帰ったら

お稽古に行って、屋形の事をして、卒業したら見習いになって

舞妓になって…

普通の娘さんのする事を何もして無いのですから

世間の常識とかけ離れてしまいますよねぇ

「これは舞妓後遺症ね!!」

最後にひとりが言った、この言葉に一同深くうなずきました

ありがとうございます  又  近いうちに