
秋の気配を感じる頃となり、お茶席の床の間にも、秋の風情を感じさせる「すすき(薄・芒)」を飾りました。
すすきは、日本の秋を代表する植物のひとつで、「秋の七草」の一つにも数えられています。
また、秋の月見の際に飾られることも多く、古くから秋の風情を表す植物として親しまれてきました。
茶道では、季節に合わせてさまざまな草花を茶花として用います。
裏千家でも、すすきをはじめとする季節の草花が茶花として用いられます。
茶花には、「花は野にあるように」という考え方があります。自然の中に咲いている姿や趣を大切にして花を入れることで、茶室の中にも季節の風景を感じることができます。
お茶席では、抹茶やお菓子とともに、床の間に飾られた茶花からも、季節の移ろいを感じていただけたらと思います。




